レオハウスさんで家を建てる経過をまとめたブログです。なるべくローコストで抑えつつも、断熱材はアイシネンを使用して機能的かつ住み心地の良い家を目指しています!

透湿・防水・遮熱シート「タイベックシルバー」とは?

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先日、建築中の我が家を見に行くと外側にびっしりとシートが張られていました。

シートを貼り付けた家


シートには「タイベックシルバー」と書かれています。

タイベックシルバー


どういうものなのかわからなかったので一緒にいたレオハウスの営業さんに質問してみました。


「この家に貼っているの何でしょうか?」

レオハウス営業さん
「家を熱や水、湿気から守るシートです。レオハウスでは標準で付いているのですが、品はかなり良いものですよ。」


「へぇ~、そんなシートがあるんですね。断熱材しか気にしていませんでした。」

レオハウス営業さん
「通常のシートは10年経つとボロボロになったりするのですが、このタイベックシルバーは20年保証が付いている商品です。30年使用しても大きな劣化はしません。」


アイシネンは生涯保証ですし、タイベックシルバーは20年保証。良い家が出来そうですね!」


レオハウスの営業さんから聞くまで私は全く知らなかったのですが、家の外壁を取り付ける前にシートを張り付けるケースが多いようです。
その目的としては主に「防湿」・「気密」・「遮熱」などの効果を狙ったものです。
(シートの種類によって効果が違うようです。)
そしてレオハウスでは「タイベックシルバー」という透湿・防水・遮熱効果のあるシートが使用されていたわけです。

早速公式ホームページで「タイベックシルバー」について調べてみました。

タイベックシルバーは、高密度ポリエチレン不織布タイベックにアルミニウムを蒸着させ、さらに繊維の一本いっぽんにアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを施した遮熱シートです。
薄い防水フィルムに透湿アルミニウムを挟んだだけの他社製品とは異なり、長期間使用しても遮熱性、防水性の劣化が少ない、強靭な建材です。

なるほど!特に遮熱に拘ったシートなんですね。
断熱に拘ってアイシネンを使用している私にはぴったりのシートのようです。

そんなタイベックシルバーには6つの特徴があるようです。

○遮熱性

アルミニウムの高い赤外線反射率により、熱の放射を抑えます。
タイベックシルバーは赤外線反射率85%と高い遮熱性を有しており、夏は室内を涼しく、冬は室内を温かく保ちます。

○遮熱耐久性

アルミニウムは劣化しやすい素材ですが、タイベックシルバーは、独自の構造と抗酸化樹脂コーティングにより、酸化劣化を抑え、建材として充分な耐久性を確保しています。
そのため設置から10年ほど経っても赤外線反射率が2.8%ほどしか下がりません。

○透湿性

透湿性のないアルミシートでは壁体内の湿気を閉じこめてしまい、結露のリスクがありますが、タイベックシルバーなら、無数に存在する繊維の隙間から湿気を逃がし、通気層内の湿気のこもりを防ぎます。

○防水性

タイベックシルバーの極細繊維構造は、湿気は通しても水を通しません。
施工時に雨にさらされたり、万一の外壁からの浸水にも水滴が内部に浸透するのを防ぎます。

○防水耐久性

タイベックシルバーはアルミニウムを蒸着し、抗酸化樹脂でコーティングが施されているため、高い防水耐久性を実現しています。
10年経った場合の防水性残存率は97%で、シートおよびシート表面にもほとんど変化は見られません。

○強靭性

タイベックシルバーは施工中の多少の引っ掻きや引っ張りにも耐える強度があり、タッカー穴の広がりも軽微です。


上記のような特徴を持つタイベックシルバーですが、公式ページ以外も調べてみると賛否両論があり、「値段ほどの価値が無い」などの意見もありました。
実際に効果があるかどうかは使用してみないとわからないと思いますが、オプションではなく標準で付いているなら文句ないですね(^-^)
何より遮熱性が高く、20年保証が付いているのが嬉しいです!
(10年20年経った時に「壁の中など見えない箇所がボロボロで家の性能がガタ落ち」なんてことにはなりたくないものです・・・。)

私は建てるまで知りませんでしたが、皆さんがこれから家を建てられる際には、こういった外張りのシートの性能もチェックすることをオススメ致します!

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